冬の北海道 札幌から電車でタンチョウに会うために釧路へ

旅行記

今回の北海道旅行の目的は、札幌から釧路への列車の旅と道東でのタンチョウ観察です。

冬の道東に行ってみたい方の参考になればうれしいです。

札幌から釧路へ

移動方法は、特急列車、高速バス、飛行機があり、所要時間も運賃も異なります。今回は移動中の風景を見ることも目的としていたので特急列車スーパーおおぞらを利用しました。

札幌を朝8:54に出発です。4時間半の列車の旅、雄大な北海道の車窓の眺めを楽しみました。

進行方向左に大雪山が、右手に海が見えるので、席をどちら側にするか予約の際に悩みました。実際は、どちらに座っても両側を見ることができる上、満席でなかったので自由に席の移動ができて悩む必要はなかったようです。

釧路に宿泊

釧路駅に13:20に到着。釧路駅では、オリックスレンタカー釧路駅前店で車を借りました。レンタカー店までたいした距離ではありませんでしたが、慣れない雪道を荷物を持って移動するのはちょっと大変でした。

宿泊はANAクラウンプラザ、地下駐車場に駐車しました。駐車場は地上にもありますが、雪が積もると大変なので、地下の方が良いと思います。駐車料金は宿泊者は600円でした。

IHGのスパイアエリートのおかげで12階の角部屋にアップグレードしていただきました。部屋から綺麗なサンセットを見ることができます。

訪れて初めて知りましたが、釧路の夕日は世界三大サンセットの1つなんだそうです。空気が澄んでいる冬の時期の釧路の夕日を暖かい部屋から見ることができるなんて贅沢な気分です。

冬の道東ドライブ

今回のレンタカーはスタッドレスタイヤをはいた普通車です。雪国出身でもないのに運転は大丈夫?と、当初は心配でしたが、走ってみれば雪道の運転も快適で全く問題はありません。

摩周湖と阿寒湖へ

釧路から摩周湖に行く道ではキタキツネを見かけました。北海道だぁという感じです。

摩周湖は第一展望台のみ営業していて、団体客もバスで来ています。湖面は一部凍結、霧の摩周湖ですが霧がなく、湖面がとてもきれいに見えました。

阿寒湖に行く途中では、エゾシカの母子を見かけました。阿寒湖は一面凍結していて、観光客もまばらでした。

阿寒国際ツルセンターでタンチョウと見る

阿寒湖から阿寒国際ツルセンターに南方向に向かいます。冬の北海道の太陽はとても低いので、南へのドライブはとても眩しく感じます。

阿寒町は特別天然記念物タンチョウの越冬地でもあり、阿寒国際ツルセンターは1996年に設立したそうです。本館の「グルス」と分館のタンチョウ観察センターがあります。

本館と分館の共通入館券は大人480円、子供250円です。

本館は年中無休で9:00~17:00、分館は11月1日~3月31日の8:30~16:00(2月3月は~16:30)に開館しています。

本館「グルス」にはタンチョウの生活や生態を紹介する展示室や野外飼育場があります。

野外飼育場にはマナヅルとタンチョウが自然に近い状態で飼育されていて、一年中間近に見ることができます。人間に飼育されたタンチョウは自分を人間だと思っているとか。野生での寿命は20~25年ですが、飼育下では45年くらい生きるそうです。

分館のタンチョウ観察センターでは、11月~3月の冬の間に飛来する野生のタンチョウを間近で観察することができます。餌を食べている多くのタンチョウを目当てに、望遠レンズの付いたカメラを持った人達が大勢、シャッターチャンスをうかがっていました。

私たちもスマホでタンチョウが飛び立つ美しい姿を撮ることができました。外に長時間いると寒さで凍ってしまいそうですが、観察センターの館内からも観察することができます。

まとめ

初めての冬の道東、とても良かったです。

釧路で美味しい炉端焼きを味わうことができ、美しい世界三大サンセットの1つを見ることができ、ドライブの途中には野生のキタキツネやエゾシカを見ることもでき、野生のタンチョウの優雅な姿を見ることができました。

今回は快適な雪道ドライブでしたが、悪天候時には視界がなくなり運転できなくなることもあるようなので、冬の北海道は油断は禁物です。

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