ピナクルズ行きを決めていろいろ調べていると、ピナクルズからみる星空が素晴らしいらしい、との情報がありました。
近くの町セルヴァンテスに一泊することにして、夕方から夜のピナクルズに行ってきました。
セルヴァンテスの町
日中のピナクルズをみた後、セルヴァンテスの町へ。車で15分くらいです。町の入口にガソリンスタンドがあり給油しました。ライバル店がないので、ガソリン代は高めのようです。
車ですぐに一周できるくらいの小さな町なので、道に迷うこともありません。海の近くのロッジにチェックイン、周りにはキャンピングカーが多く停まっています。普通自動車の屋根にテントを付けたものもありました。オージーはキャンプ好きなのでしょうか。
ここには共有のバーベキュー施設はあるし、個別のロッジのバルコニーにも小さなバーベキュー施設がついているので、夜はバーベキューにしようと食材の買い出しに出かけました。食料品店は町に1軒しかないらしく、残念ながら品揃えは良くなかったです。
バーベキューを大きな目的として行く場合は、あらかじめもっと大きな町のお店で食材を購入して行く方が安心です。
ピナクルズのサンセット
日没前にピナクルズに再入場。日中一度入場しているので、A$13のレシートを見せるだけで大丈夫です。つまり、レシートは捨てないでおくことが重要です。
サンセットポイントの駐車場に車を止めて、ゆっくりと太陽が沈むのを待ちます。
ピナクルズの奇石が夕陽で赤くなっていく様子は、とても幻想的です。太陽が沈んだ後もしばらくの間は空が明るいのですが、少しずつ星が見えてきます。
ピナクルズの星空
はじめに見えてきたのはシリウス、南十字星とケンタウルスのα、β。空が暗くなってくると物凄い数の星が見えてきます。
まるでプラネタリウムの中にいるようですが、地上にはピナクルズの奇石が点在していて、言葉になりません。
冬の大三角形やオリオン大星雲、かに座のプレセペ星団も簡単に見つけることができました。南十字星とケンタウルスのα、βの近くには大マゼラン雲、小マゼラン雲もはっきり見えます。
星の明かりで夜空が明るくなっていて、ピナクルズもよく見え、自然の偉大さを実感、まさに感動の風景でした。
夜の運転はカンガルーに注意
ピナクルズからセルヴァンテスの町へ、暗い夜道の運転には注意が必要です。なぜなら道路にカンガルーが頻繁に出没、道路の中央に座っていて、車が近づいてもなかなか動かないこともあります。カンガルーの交通事故が多いというのも理解できます。
早く宿に戻りたいと焦ることなく、ドライバーだけでなく車に乗っている全員が前方に集中してカンガルーに気付くようにする必要があるようです。
ピナクルズの星空を見るには
パースからの日帰りツアーでもピナクルズの星空を見ることはできるようです。
ピナクルズサンセット&星空観賞半日ツアーの多くは、13時くらいにパースのホテルを出発して、ヤンチァッブ国立公園でコアラやカンガルーを見て、サンセットピナクルズ鑑賞、夕食の後星空観賞して23時くらいにパースのホテルに戻るスケジュールです。
レンタカーの運転はしたくない、日程的に宿泊は無理、ピナクルズや星空の解説もある方が良い、せっかくだからコアラやカンガルーも観察したいという場合は、ツアー参加も良いのではないでしょうか。
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