沖縄大好きな私たちは年2、3回は沖縄に行っています。
もちろん有名な美ら海水族館なども一度は行ってみるべきと思いますが、我が家のいちばんのお気に入りは名護市にあるネオパークオキナワ。許田インターから車で約15分、那覇市内から車で1時間ちょっとの場所にあります。
はじめての沖縄旅行で最初に行く所ではないかもしれませんが、動物好きにはかなりおすすめの場所ですのでご紹介します。
ネオパークオキナワの基本情報
開園時間 9:00~17:30 年中無休
入園料金 大人900円 小学生以下 500円
電子チケットで10%OFF
エサ代 一袋200円
入口・メインハウスにて
洞窟の穴に入っていくイメージの正面ゲート、入ってすぐ右手にチケット売り場があります。
ここでチケットを購入、電子チケットで割引があるようですが利用したことはありません。支払いはもちろんクレジットカードなどでも可能です。
メインハウスで鳥の餌を購入して園内に入ることをおすすめします。餌は入場チケットと一緒にチケット売り場で購入することも可能でした。
アフリカの鳥たちがお出迎え
メインハウスから一歩出ると、目の前は「フラミンゴの湖」。奥行120メートルのバードケージですが閉塞感はなく、アフリカの鳥たちが自由に飛び回っています。
ここに足を踏み入れた途端、何羽もの鳥が餌を目当てにトコトコと寄ってきます。初めて訪れた時は、鳥たちの視線と尖ったくちばしを見てちょっと怖かったものです。
いちばん数が多いのはアフリカクロトキ、くちばしを上手に使って手のひらから餌をつまむように食べてくれます。
アフリカトキコウやホオジロカンムリヅル、ヨーロッパフラミンゴなどの大型の鳥も寄ってきて、手から直接餌を与えることができます。
たまにはくちばしで指をつつかれたりしますが、たいして痛くもないので心配ありません。
どの鳥も好きなのですが、このエリアでいちばんのお気に入りは頭に冠を付けたホオジロカンムリヅル、冠がちょっとタワシのようなのでタワシくんと呼んでいます。
トンネルを通るとアマゾンの鳥が
フラミンゴの湖を右手に、餌をねだる鳥たちに追いかけられながら進むとトンネルがあり、トンネルを抜けるとアマゾンのジャングルエリアです。
ここにいるのは色鮮やかなショウジョウトキやベニヘラサギ、ベニイロフラミンゴ。色の綺麗な鳥が多いので写真撮影に適しています。
このエリアでのお気に入りは美しくて愛らしいショウジョウトキ、行くたびに写真を撮りまくってしまいます。
ふれあい広場では鳥以外の動物たちと触れ合えます
アマゾンのジャングルの次はふれあい広場。
ここにはヤギ、リャマ、カピバラ、子犬などの哺乳類だけでなくゾウガメもいます。ゾウガメには草を食べさせるだけでなく甲羅に乗ることもできます。大人が乗っても大丈夫ということなので、もちろん甲羅に乗って記念撮影しました。
カピバラも草をムシャムシャ食べてくれるので、なかなか楽しいです。ただしお腹がいっぱいな時はじっとして動かないので、彼らが空腹な時に行きたいものです。
アフリカのサバンナでダチョウに餌やり
ふれあい広場の先、橋を渡った所にあるアフリカのサバンナには現存する世界一大きな鳥、ダチョウがいます。
ダチョウの足元にはモヤシのような餌が大量に置いてありますが、私たちの持つ餌の方が美味しいらしく、いつ行ってもものすごい勢いで手から直接食べてくれます。
はじめて行った時はダチョウの大きさと食べる勢いに圧倒されて怖かったので、テラスに餌を撒いて食べる姿を見るだけでした。でも、慣れてくると手から直接与えるほうが楽しく感じます。手のひらや指をくちばしで挟まれることはありますが、ほとんど痛くはありません。
入口で購入した餌がなくなっても心配ありません。園内何ヶ所かで無人で販売しています。ただし小銭を持っている必要があるので、小銭がない場合は入場時に念のため両替しておくことをおすすめします。
ペッカリー牧場もあります
順路を進むと左手にペッカリー牧場があります。
ここにいるのはクビワペッカリー、外見は豚のようですが違います。「ペッカリーはブタやイノシシとは別のペッカリー科に属する別種の生き物です。」という看板がたっています。
オセアニアの花・鳥たちも
このエリアにはオセアニアの生き物たちがいます。ワラビーやエミュー、ヒクイドリなど。
ヒクイドリは世界で最も危険とされる大型の鳥で、外敵を攻撃する鋭く伸びた爪をもつそうです。危険なためかフェンスの向こう側にいて近づくことはできませんが、園内を周遊している軽便鉄道に乗って見ることができます。
種保存研究センター
入口の見学のご案内には「環境の悪化に伴い、地球上の野生生物は急激に減少しています。(中略)沖縄を含む世界の熱帯地域、亜熱帯地域に生息する希少動物の人工繁殖や調査研究を行う施設として開設しています」とありました。
フタユビナマケモノなどの哺乳類、オオサイチョウなどの鳥類、リュウキュウカマガメなどの爬虫類が飼育されていました。
初めてネオパークオキナワに行った2013年には、この施設でヤンバルクイナが飼育されていました。ここで人工孵化に成功したそうですが、2014年に環境省の施設に移ったとの情報があります。またこの施設でヤンバルクイナに会えるといいな、と思っています。
まとめ
ネオパークオキナワは古い設備が放置されていたりするザンネンな部分もあるものの、鳥や動物と触れ合いたい人には超オススメな場所です。今まで何回か行きましたがいつも人が少なく、満足するまで鳥たちと触れ合うことができました。本音はいつも空いていて欲しいので、あまり知られたくないのですが…
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